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環境ニュース[国内]

凸版印刷、電力逼迫時に近隣店舗のサービス情報で外出を促す実証実験を実施

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2013.07.24 【情報源】企業/2013.07.19 発表

 凸版印刷は、電力需要が逼迫した時、近隣の店舗・施設で利用できる割安なサービス情報を提供して外出を促す実証実験を北九州市で実施する。ピークオフと地域経済への効果を検証する。経済産業省が推進する「次世代エネルギー・社会システム実証」の地域として同市で展開する「北九州スマートコミュニティ創造事業」の一環となる。
 実証実験は、同創造事業の中心地になっている北九州市八幡東区の東田地区で7月22日〜9月13日の平日午後1〜5時に行う。地域内にはスマートメーター(次世代電力量計)が設置され、地域エネルギー管理システム(CEMS)で電力の使用情報を集中管理し、需給状況に応じて電力料金を変動させる仕組みを導入して節電の効果を検証している。
 実証実験は、400世帯を対象に「エコづかいキャンペーン」と名付けて展開する。CEMSに連携している200世帯には住宅内の表示板に、それ以外の200世帯には携帯電話のメールで情報を配信して外出を促進する。ショッピングセンターの「イオンモール」やスーパーマーケットなどの商業施設、温泉スパ、レストランなどの店舗が参加する。
 電力需要が逼迫する時間帯に出掛けたくなる情報を配信することによる効果を調べるとともに、効果的な行動の動機付けに関して検証する。実証実験は2012年度に続いての実施となり、凸版印刷は電力需要が高まる夏と冬に「エコづかいキャンペーン」を展開して定量的な検証を進め、エネルギー管理システムの開発・事業化に活用する。【本田技研工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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