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環境ニュース[国内]

積水化学、顧客住宅のCO2削減による国内排出枠売却益を活用した森林保全強化

環境一般 CSR】 【掲載日】2013.07.24 【情報源】企業/2013.07.19 発表

 積水化学工業は、住宅ブランド「セキスイハイム」の顧客の住宅で太陽光発電システムや高効率給湯設備の搭載を通して削減したCO2排出量による国内排出枠3041tについて、認証を取得した。その排出枠の売却益を活用し、森林保全活動を強化する。生物多様性保全への取り組みとして展開する「積水化学の森」づくりを国内各地区で推進する。
 セキスイハイムの太陽発電システムと住宅エネルギー管理システム(HEMS)搭載住宅購入者が任意で入会する組織「スマートハイム倶楽部」の排出削減分が認証された。2011年10月1日〜2013年3月31日の削減分で、太陽光発電システムの2341tと、高効率給湯設備の700tを合わせて3041tとなる。積水化学が排出削減事業運営・管理者を務める。
 スマートハイム倶楽部が認証された排出枠は、排出枠を必要とする企業に売却し、その利益を積水化学が環境・社会貢献活動に利用することになっている。今回、積水化学は、これまでの森林保全活動を強化し、CO2排出量削減や生物多様性保全、減災に力を入れることにした。積水化学の森づくりを北海道から九州の国内7ブロックで進める。
 積水化学の森の活動は2011年12月に始め、生産工場、研究所、販売会社、施工会社などの事業所従業員と家族が、顧客や自治体、NPOなどと協働して取り組んでいる。このほか売却益で基金を設立し、NPOなどが行う地域の減災や防災につながる植林活動を長期的に支援する。実施状況は顧客向け会員サイト「スマートハイムfan」で報告する。【積水化学工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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