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環境ニュース[国内]

NEC、リチウムイオン蓄電池開発・製造拠点がある神奈川県に蓄電システム寄贈

環境一般 CSR】 【掲載日】2013.07.18 【情報源】企業/2013.07.16 発表

 NECは、リチウムイオン蓄電池を開発・製造する拠点が神奈川県に複数あることから、同県に蓄電システム1台を寄贈した。地域貢献の一環となり、同県が推進している公園の防災対策に賛同した。贈った蓄電システムは、同県海老名市にある河川公園の「県立相模三川公園」に設置される。
 NECは、相模原市中央区の相模原事業場で、リチウムイオン電池と電極を開発・製造しているほか、子会社の高砂製作所(川崎市高津区)が、リチウムイオン電池を搭載したポータブル電源の開発を手掛けている。また、日産自動車との共同出資会社が座間市にあり、電気自動車向けの電池を開発・製造している。
 神奈川県は県立公園の防災対策として、公園への太陽光発電と蓄電池の整備を進めている。NECはこの取り組みに賛同し、リチウムイオン電池の製造で同県と縁が深いことから、寄贈を決めた。蓄電システムは、管理事務所や多目的スペースなどがある公園内の建物「パークセンター」に置かれる。
 パークセンターには太陽光発電システムが装備されていて、発電した電力を、NECが贈った蓄電システムにためることで、センター内の照明、通信機器などの電源バックアップに利用できる。災害時は、同公園に避難した住民の携帯電話充電などへの利用も想定している。【日本電気(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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