一般財団法人環境イノベーション情報機構
マイクライメイト、親会社とともに木材利用ポイントの商品交換サービスを開始
【エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2013.07.17 【情報源】企業/2013.07.01 発表
カーボン・オフセット事業のマイクライメイトジャパン(東京・中央)は、親会社で環境関連事業のエコノス(札幌市白石区)とともに、農林水産省林野庁の木材利用ポイントで交換商品の提供事業者に選定され、それぞれのウェブサイトで商品交換サービスを7月1日に始めた。マイクライメイトジャパンは「ワソラ・ジャパン」、エコノスは「エコノスセレクト」と呼ぶサイトで商品交換の申請を受け付けている。ワソラ・ジャパンは、日本各地の伝統工芸品、食品をそろえた。エコノスセレクトは、北海道の特産品と日本各地の地酒・ビールを用意した。
木材利用ポイントは、国産木材の利用を促すことで森林の適正な整備・保全、温暖化防止、循環型社会の形成につなげると同時に、農山漁村地域の振興を図ることが目的となる。国内の森林が荒廃して土砂崩れ、CO2吸収量低下、病虫害発生の要因になっていることが背景にある。
地域材を使って木造住宅を新築・増築したり、内・外装の木質化工事の実施、木材製品や木質ペレットストーブ・まきストーブを購入するとポイントが付与され、地域の農林水産品などと交換できる。4月1日以降に着工した新築の木造住宅、内装・外装の木質化リフォームと、7月1日以降の木材製品の購入などが対象となる。【マイクライメイトジャパン(株)】