一般財団法人環境イノベーション情報機構
平成24年度フロン類破壊量、約4,440トンに
【地球環境 オゾン層】 【掲載日】2013.07.16 【情報源】経済産業省/2013.07.16 発表
経済産業省と環境省は、平成25年7月16日、「フロン回収破壊法」に基づき、フロン類破壊業者から報告された平成24年度のフロン類破壊量をとりまとめ、公表した。平成24年度のフロン類破壊量の総計は約4,440トンで、平成23年度の破壊量約4,116トンと比べると約8%増加した。
フロン類の種類別に見ると、CFC(クロロフルオロカーボン)が約218トン、HCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)が約2,393トン、HFC(ハイドロフルオロカーボン)が約1,829トンで、HCFC及びHFCの破壊量は平成23年度より増加したが、CFCの破壊量は平成23年度より減少している。
フロン類破壊業者に引き取られたフロン類を、フロン回収破壊法の製品の区分け別に見ると、第一種特定製品となっている業務用冷凍空調機器から回収したものは、平成23年度より約7%増の約3,660トン、第二種特定製品のカーエアコンから回収したものは同約20%増の約812トンとなっていた。【経済産業省】【環境省】