一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

積水ハウス、住宅の太陽光発電などで国内排出枠の認証取得、民間事業者で最大

環境一般 CSR】 【掲載日】2013.07.12 【情報源】企業/2013.07.10 発表

 積水ハウスは、住宅に設置した太陽光発電システムや燃料電池などで削減したCO2排出量7271tを取りまとめ、国内排出枠の認証を取得した。前年の認証取得分の273tと合わせると通算7544tに上る。樹木の削減量に換算すると約53万本に相当し、民間事業者として国内最大となる。排出枠を使った排出量取引での売却益は、環境活動に寄付する。
 積水ハウスが運営・管理する会員組織「グリーンファースト倶楽部」のCO2排出削減分となる。グリーンファースト倶楽部は、積水ハウスで太陽光発電システムや燃料電池を購入・搭載した住宅のオーナーが入会する組織で、会員家庭のCO2排出削減量を積水ハウスがまとめて排出枠にする。2月時点で1万7108人の会員数があり、増え続けている。
 積水ハウスと、リフォームを手掛けるグループの積水ハウスリフォームは、温室効果ガス排出削減量を認証して排出量取引に活用できるようにする「国内クレジット制度」に基づき、太陽光発電システムと燃料電池によるCO2排出削減事業を企画した。2011年7月にプログラム型排出削減事業の承認を受け、グリーンファースト倶楽部を立ち上げた。
 2012年5月28日の273tに続き、今回7月9日に7271tの認証を取得した。計7544tは7月10日現在、家庭の太陽光発電でのCO2削減分を国が取りまとめる「グリーン・リンケージ倶楽部」に次ぎ、民間では最大の削減量となる。国内クレジット制度は新たに始まる「J-クレジット制度」に変わるが、積水ハウスは新制度でも排出削減事業の運用を予定する。【積水ハウス(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク