一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

気象庁 「気候変動監視レポート2012」を公表

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2013.07.12 【情報源】気象庁/2013.07.12 発表

 気象庁は、2013年7月12日、「気候変動監視レポート2012」を公表した。
 このレポートは、2012年の日本と世界の気候、気候変動、地球環境の変動に関する情報を取りまとめもの。
 2012年の気候のうち世界の天候については、米国で3〜7月に発生した異常高温と5〜9月及び11月に発生した異常少雨の影響により、トウモロコシなどの農産物の生育が悪化し、世界的な穀物価格の上昇を引き起こしたこと、日本の天候については、8月下旬から9月前半にかけて、北日本から東日本にかけて記録的な高温となったことを報告している。
 気温の変動については、1891年以降で8番目に高い値に、日本の年平均気温は1898年以降で20番目に高い値になったこと、世界の年平均気温は、100年あたり0.68℃の割合で上昇していること、日本の年平均気温は、100年あたり1.15℃の割合で上昇していることを報告している。
 また、地球環境の変動では、二酸化炭素の濃度が、大気、海洋ともに長期的にみて増加していること、海洋が二酸化炭素を吸収することで、海洋表面の海水の化学的性質に変化が生じており、北西太平洋におけるpH水素イオン濃度指数)は全ての緯度で明らかに低下(海洋の酸性化が進行)していることを報告している。【気象庁】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク