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環境ニュース[国内]

大阪ガス、甲子園球場の阪神タイガース試合で排出されるCO2全量をオフセット

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2013.07.03 【情報源】企業/2013.06.28 発表

 大阪ガスは、阪神電鉄、プロ野球阪神タイガースとともに、夏休み期間中に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で行われる阪神タイガースの主催試合で排出されるCO2全量をオフセット(相殺)する。「国内クレジット制度」を活用する。7月26日〜9月1日に「ウル虎の夏」と名付けて展開する阪神タイガースのキャンペーンに合わせて実施する。
 国内クレジット制度は、中小企業が高効率機器などの導入で削減したCO2削減量を、大企業などが国内排出枠として買い取る仕組みを指す。大阪ガスは、高効率ガス冷暖房や天然ガスボイラーの設置によるCO2排出削減を支援し、そこで得られた排出枠のうち兵庫県の企業から取得した分を使い、試合で排出されるCO2をオフセットする。
 オフセットにあたり試合での主なCO2発生源を特定する。エネルギー消費量の計測・サンプリング調査を行って排出量を算定し、それに見合った排出枠を充てる。球場では、照明、空調やその他電気使用、調理場や空調のガス、上下水道、ごみの廃棄、観客の自宅からの移動などでCO2が排出され、期間中に900〜1000tに上ると想定している。
 地元企業が削減したCO2排出による国内排出枠を使い、プロ野球の試合で排出されるCO2をオフセットする試みは初めてという。甲子園球場ではこれまでも公共交通機関での来場を推奨したり、球場で販売する飲料カップをリサイクルするなど環境活動を推進してきた。今回、大阪ガスの支援を受けて取り組みをさらに発展させることにした。【日本コカ・コーラ(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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