一般財団法人環境イノベーション情報機構
パナソニック、次世代の環境教育でユネスコとパートナーシップ
【環境学習 こどもの環境学習】 【掲載日】2013.06.24 【情報源】企業/2013.06.18 発表
パナソニックは、ユネスコ世界遺産センターとの戦略的なパートナーシップ契約を更新した。2015年5月までの約2年間、次世代への環境教育やコミュニケーション、技術支援の分野で積極的に活動を展開する。次世代環境教育では、体験型環境学習「世界遺産エコラーニングプログラム」を強化し、子供たちに環境保全の大切さを伝える。戦略的なパートナーシップは、世界遺産保護に向けた意識を高めて保全を図ることと、次世代への環境教育の促進が目的となる。パナソニックはこれまで2年間、共同で各分野のプログラムを実施してきた。今回契約を更新したことで、さらに2年間、取り組みを進める。次世代教育では、10カ国以上でエコラーニングプログラムを行う。
エコラーニングプログラムは、子供たちが実際に各国の世界遺産を訪れてユネスコの活動を学ぶ体験型環境学習で、カンボジア、スペイン、ブラジルなどで計画する。環境保護のために子供たちが実践した活動や環境問題に対する考えを絵日記に記入し、各国で優秀者を表彰する「エコ絵日記コンテスト」などのプログラムを充実させる。
技術支援分野では、映像システム・機器の提供に加え、電気が来ていない地域で発電と蓄電ができる「ソーラーLED(発光ダイオード)ランタン」の寄贈や、各国の世界遺産で白熱電球を省エネ性能の高いLED電球に交換する活動を進める。パナソニックとユネスコは、戦略的パートナーシップを通じて環境保護と次世代教育を推進する。【パナソニック(株)】