一般財団法人環境イノベーション情報機構
日立製作所、環境省のライトダウンキャンペーンに参加、全国298カ所で消灯を実施
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2013.06.21 【情報源】企業/2013.06.19 発表
日立製作所は、環境省が今夏展開するライトダウンキャンペーン「ライトダウン2013」にグループで参加する。夏至の6月21日と七夕の7月7日の特別実施日に、全国298カ所でネオンや看板照明、構内外灯などを消灯する。これによって計8638kWhの電力使用量が削減できる。大阪・通天閣でも「HITACHI」のLEDネオン広告を消灯する。ライトダウン2013は、温暖化防止を狙いにライトアップ施設の消灯を呼び掛けるCO2削減キャンペーンで、6月21日から7月7日が啓発期間となる。1年で最も夜が短い夏至の6月21日と七夕の7月7日特別実施日に設定し、施設や家庭での消灯を訴える。環境省は2003年からキャンペーンを展開し、毎年多くの企業が賛同している。
日立はキャンペーンが始まった2003年から継続して参加している。今夏は大阪の通天閣をはじめ、各地の駅前の看板照明、製造拠点の構内外灯やオフィス照明の一部について、6月21日と7月7日の午後8時〜同10時に消灯する。日立は5月から「グループ夏季節電運動」としてさまざまな節電施策を推進していて、消灯はその一環となる。
グループ夏季節電運動は10月までで、その間はライトダウンに取り組む。期間中に削減する電力使用量は、441tのCO2に相当する92万7181kWhを見込んでいる。節電運動はほかに、工場・支社でのグリーンカーテン設置、軽装での業務などで空調使用を抑制する。通天閣では、6月21日〜7月7日に大時計と気象予報部分を除いて消灯する。【(株)日立製作所】