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環境ニュース[国内]

ホンダ、中国現地法人が技術戦略を公表、HV開発体制を整備して3年以内に生産開始

大気環境 交通問題】 【掲載日】2013.06.18 【情報源】企業/2013.06.14 発表

 ホンダの中国現地法人、本田技研工業(中国)投資と、中国の四輪車生産販売合弁会社の2社は、今後の技術戦略の方針や新車投入計画などを6月14日公表した。環境技術では、ハイブリッド車(HV)の開発体制を整備して3年以内に生産開始する目標を示した。合弁2社は広汽本田汽車(広東省広州市)と東風本田汽車(湖北省武漢市)となる。
 技術戦略では環境、安全、快適の先進技術を積極的に導入する方向性を明らかにした。環境技術ではHVに関して、中国国内で開発・生産・部品調達する体制を整え、購入しやすい価格で顧客に提供できるようにする。ホンダは現在、日本からHVを輸出しているが、現地生産によって価格を抑えて普及を図る。3年以内の中国国内での生産を目指す。
 環境技術はこのほか、「アース・ドリームス・テクノロジー」と呼ぶ新世代の動力装置技術群を適用する車種を拡大する。走りと燃費を高い次元で両立させて中国の厳しい燃費規制をクリアする。アース・ドリームス・テクノロジー適用車としてまず、新型乗用車「アコード」と5ドアハッチバック「JADE(中国名:傑徳)」を9月に発売する。
 JADEは中国市場をターゲットに開発した。さらに、中国人スタッフが主体になって中国専用車として開発した4ドアセダン「CRIDER(中国名:凌派)」を6月に発売する。CRIDERにはスマートフォン(高機能携帯電話)と連動するディスプレーオーディオを搭載し、各種情報を提供する。ホンダは2015年末までに12モデルの新車を中国に投入する。【本田技研工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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