大日本印刷、支援・設立したマイアース・プロジェクトが古生物のカードゲーム発売

【環境学習 こどもの環境学習】 【掲載日】2013.06.18 【情報源】企業／2013.06.13 発表

　大日本印刷が支援して設立した環境関連ゲーム企画のマイアース・プロジェクト（東京・品川区）は、古生物や恐竜について遊びながら学ぶことができるカードゲーム「パレオン」を6月14日発売した。古生物の生態や特徴の解説など学術的な内容を重視すると同時に、コンピューターグラフィックスのリアルなイラストとゲーム性を備える。
　パレオンは近未来の世界が舞台で、プレーヤーは古生物学者になり、タイムマシンに乗ってレーダーで古生物を探知する。見付けたら古生代、中生代、新生代のどれかの時代に飛んで古生物の生きた姿をとらえ、近未来に戻って学会に提出する。ライバルより難易度の高い古生物を発表すると成果が認められる。成果による教授への昇進を競う。
　マイアース・プロジェクトは、遊びを通して環境問題を理解できる「マイアース」や、生態系での生命のつながりが分かる「たべちゃうぞ!!」などのカードゲームを開発・販売している。今回は、幅広い世代に人気がある恐竜や古生物をテーマにした。書店の図鑑コーナーやインターネットなどで1575円で販売する。翻訳版の海外展開も目指す。
　マイアース・プロジェクトはまた、TOTOとの協働でマイアースを基にしたTOTOオリジナル版の「グリーンチャレンジカードゲーム」を作成した。切り札になるカードでTOTOの環境商品や環境への取り組みを紹介している。環境問題やTOTOの活動を身近に感じてもらうことが狙いとなる。TOTOは6月から環境系の展示会や小学校の出前授業で使う。【大日本印刷（株）】