新潟港（西港区）公有水面埋立事業に係る環境影響評価書に環境大臣が助言

　環境省は、平成25年6月14日、新潟港（西港区）公有水面埋立事業に係る環境影響評価書に対して助言を行ったと発表。
　今回の助言では、浚渫土砂の削減や海面埋立て以外の有効活用方策の検討をさらに進め、できる限り早期に具体的措置を講じるとともに、追加的な海面埋立てが必要となった場合において、今後の埋立処分用地の配置等の検討に当たっては、沿岸の自然環境の保全に留意するよう求めている。
　また、浚渫土砂排送設備の構造等の詳細決定後、騒音及び振動について予測・評価を行い、必要に応じて環境保全措置を検討するとともに、排砂管の撤去について濁度等の水質に関する予測及び評価を行い、必要に応じて排砂管撤去工事時期の調整その他の環境保全措置を検討するよう求めている。【環境省】