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環境ニュース[国内]

APP、インドネシア熱帯雨林の保護を目指した自然林の伐採中止の誓約継続を公表

地球環境 森林の減少】 【掲載日】2013.06.13 【情報源】企業/2013.06.10 発表

 インドネシアと中国を拠点に紙・パルプを製造するアジア・パルプ・アンド・ペーパー(APP)グループは、インドネシアの熱帯雨林の保護を目指したサプライチェーン(部品供給網)での自然林伐採中止の誓約が継続されている、と明らかにした。2012年6月策定の持続可能性ロードマップ「ビジョン2020」に関する進ちょくで報告した。
 APPグループは、インドネシアのサプライチェーン全体を対象に2013年2月、自然林の即時伐採停止を決めた。APPのすべての原料供給会社は、同年2月1日以降、独立評価を通じた長期管理計画で保護価値の高い地域が特定されるまで、自然林の伐採を止めた。APPグループは、4カ月を経てその決定が引き続き守られていることを示した。
 APPグループは今回、自然林の伐採を停止した2013年2月1日以前に収穫された天然林材に関して、APPのパルプ工場への最終的な納入期限を2013年8月31日にすることも公表した。同日以降、APPの木材置き場に天然林材を納入できない。APPは、天然林材の納入期限を明確にしたことは、取り組みの着実な実行を表す良い例、としている。
 現在、インドネシアにあるAPPの原料供給会社全38社について独立した高保護価値アセスメントが進められ、11カ所の地域が2013年の10〜12月に第1段階として終了する。残り27カ所は、2014年4〜6月に終わる見込みとなる。APPグループは世界最大級の紙パルプ企業で、パルプ、紙、加工製品で年間計1800万t以上の生産能力を持つ。【エイピーピージャパン(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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