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環境ニュース[国内]

広島県 庄原メガソーラー起工式 10月完成、年内にも売電

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.06.05 【情報源】地方自治体/2013.04.22 発表

 広島県と中国電力グループが県内3カ所で計画している大規模太陽光発電所(メガソーラー)の第1号となる「庄原太陽光発電所」(仮称)の起工式が4月24日、庄原市新庄町で行われた。10月上旬に完成して発電が始まり、早ければ年内にも売電できるようになる。
 松江自動車道の建設残土で造成された約3万m2の敷地に、三菱電機製の太陽光発電パネル9688枚を設置。発電規模は2.5MWで、約700世帯分をまかなう電力にあたる。建設費は約6億7000万円。
 事業主体は、県と「エネルギア・ソリューション・アンド・サービス(ESS)」、中電の3者が出資する「ひろしま再生可能エネルギー推進有限事業組合」。再生可能エネルギーで発電された電力の固定価格買い取り制度によって電力を消費する県民の負担が増えることに対し、県が発電事業者となって収益を上げ、地域に還元することを目指して設立された。
 第1期整備として、このほか東広島市福富町と竹原市高崎町での建設を計画。予定地はいずれも県有地で、0.8MW規模の竹原市の施設は7月にも、3.5MW規模の東広島市の施設は9月にも着工される。 環境県民局環境政策課 TEL:082-513-2913 【広島県】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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