圧縮水素自動車の燃料タンクに関する技術基準　70MPaに対応

　経済産業省は、平成25年5月16日、圧縮水素自動車燃料装置用容器の技術基準を改正したことを明らかにした。
　今回は、平成27年（2015年）に圧縮水素を燃料として使用する燃料電池自動車の本格的な普及を開始する際に、各自動車メーカ及び水素供給業者が計画している燃料装置用容器への70メガパスカルの水素充塡に対応するため、現行の35メガパスカル対応から70メガパスカル対応となるように、圧縮水素自動車燃料装置用容器の技術基準に関係する省令等を改正したもの。
　この改正により、燃料電池自動車は同じ容器により多くの水素を充塡できるようになり、航続距離がガソリン自動車並に伸び、実用性、利便性が高まることが期待されている。【経済産業省】