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環境ニュース[国内]

富士通テン、「環境取り組みプラン」策定、CO2排出量算定の新基準への対応を推進

環境一般 CSR】 【掲載日】2013.05.16 【情報源】企業/2013.05.13 発表

 富士通グループでカーナビゲーション・カーオーディオ機器の富士通テンは、2013〜2015年度の3年を活動期間にしたグループの「第7期環境取り組みプラン」を策定した。CO2排出量算定の新基準「Scope(スコープ)3」への対応を進め、部品供給網全体でのCO2排出量を把握する。車両電動化に合わせて環境技術の提案数の拡大も進める。
 取り組みプランは、2050年までに2011年度比で温室効果ガス排出量の50%以上削減を掲げて3月に公表した「環境中長期ビジョン」に向けた3年間の目標。新たにスコープ3に基づく評価手法を構築して2015年度末までに実施することを挙げた。スコープ3は、部品供給網を通じて間接的に排出するCO2排出量まで把握・開示する枠組みとなる。
 併せて、電気自動車やプラグインハイブリッド車など車両電動化の動きの中、自動車メーカーへの環境貢献技術の提案を2012年度比150%にすることも明示し、環境製品開発の目標として新設した。同時に、省エネ、3R設計・技術、含有化学物質、環境貢献材料・技術などの環境要素がトップ水準の製品を2015年度末までに3製品開発する。
このほか、2015年度末までに国内生産でのCO2排出量の2011年度比10.8%削減や、海外の生産高あたりのCO2排出量の同30.1%削減を目指す。生産での廃棄物排出量は、2015年度までに国内で2011年度比19.4%削減し、海外では生産高あたりで同10.6%削減。輸送時のCO2排出量は、2015年度までに売上高あたりで2011年度比4%以上削減する。【富士通テン(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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