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環境ニュース[国内]

NECインフロンティア、川崎市の特別緑地保全地区で行政・市民と連携して活動開始

環境一般 CSR】 【掲載日】2013.05.15 【情報源】企業/2013.05.10 発表

 NECグループでネットワークシステム・IP電話事業のNECインフロンティアは、川崎市の特別緑地保全地区「久末東特別緑地保全地区」(高津区)で行政・市民と連携して保全活動を始める。これまで管理が行き届かなかった緑地を、約5年かけて良好な里山に再生する。5月10日に覚書に調印した。現地での活動は5月25日に開始する。
 久末東特別緑地保全地区は、川崎市中央部の高津区南部に位置する約7314m2の緑地。市の緑の基本計画で農地と樹林地を次世代に引き継ぐための一体的な保全を挙げている。コナラ、クヌギやシラカシなどの落葉広葉樹林が中心の雑木林だが、孟宗竹林が雑木林に侵入し、人手不足から管理保全が追い付かない状態だった。
 NECインフロンティアは、保全管理計画策定の段階から企業と行政、市民団体が協働して取り組んで緑地保全を展開する川崎市の「かわさき里山コラボ」事業に対応し、同市、緑化団体とともに計画を策定。動植物の生息に配慮した保全管理の方針や、具体的な計画について定めた。今後、計画に基づいて社員らが緑化団体と活動を進める。
 活動では、樹齢が長く生育状態の悪い木や低木、雑木林内に侵入した竹類の伐採や下草刈り、若木の植樹・育成などを実施。多くの植物、動物、野鳥、昆虫が生息できる空間への再生を目指し、生物多様性向上につなげる。NECインフロンティアは、緑地保全活動を社員や家族の環境体験の場に活用し、リフレッシュ効果も期待している。【NECフロンティア(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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