MEMSを導入するスマートマンションに補助金を交付

【エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2013.05.14 【情報源】経済産業省／2013.05.14 発表

　経済産業省は、平成25年5月14日、MEMS(マンション・エネルギー・マネジメント・システム)を導入するスマートマンションに対して補助金を交付すると発表。
　この事業は、マンション等の集合住宅において、MEMSアグリゲータ※のエネルギー管理支援サービスを受けることを前提に、MEMSの導入費用を補助することで、MEMS関連機器・サービスに関する民間投資を加速化するとともに、省エネ・節電等のエネルギー対策に貢献することを目的とするもの。
　今回は、導入するため補助金交付申請のあった次の12棟のスマートマンションに対して補助金交付決定を行った。
　野村不動産（株）、三井不動産レジデンシャル（株）、NREG東芝不動産（株）及び（株）NTTファシリティーズが申請した磯子区汐見台2丁目計画の5棟、大和ハウス工業（株）、住友商事（株）及び（株）NTTファシリティーズが申請した（仮称）北千里プロジェクトの5棟、野村不動産（株）及び（株）ファミリーネット・ジャパンが申請したプラウド鎌倉岩瀬の1棟、（株）大京、オリックス不動産（株）、関電不動産（株）及び（株）ファミリーネット・ジャパンが申請したライオンズ茨木ニューシティの1棟。
　なお、MEMS機器の導入に関する補助金の申請については、事業の執行団体である一般財団法人環境共創イニシアチブ（SII）において平成26年3月までに交付決定が可能な申請について受け付けている。

※MEMSアグリゲータ：
マンション全体のエネルギー管理システム（MEMS）を導入するとともに、クラウド等による集中管理システムを構築してエネルギー管理支援サービス（電力消費量を把握し節電を支援するサービス）等を行う事業者

【経済産業省】