一般財団法人環境イノベーション情報機構
京セラ、太陽光発電システムが「けいはんな公園都市」新街区の分譲住宅80戸に採用
【エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.05.14 【情報源】企業/2013.05.09 発表
大阪、京都府、奈良県にまたがる関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市)内の未来型都市「けいはんな公園都市」(京都府精華町)で開発が進められている新街区「MiraiPa!(ミライパ!)」の分譲住宅第1期と2期の計80戸に、京セラの太陽光発電システムが採用された。第1期は5月中旬、2期は10月の完成を予定している。ミライパ!は、三井不動産・三井不動産レジデンシャル、野村不動産、京阪電気鉄道・京阪電鉄不動産の3グループ5社が、「先端技術と豊かな緑の共存」をテーマに環境配慮型の住宅開発を行っているエリア。全340区画あり、分譲住宅は太陽光発電、ガスコージェネレーション(熱電併給)システムなどの環境設備を標準装備する。
今回、ミライパ!の建売分譲住宅に搭載する太陽光発電システムに、京セラ製の「SAMURAI(サムライ)」「ECONOROOTS ADVANCE(エコノルーツアドバンス)」「ECONOROOTS(エコノルーツ)」の3シリーズが採用された。「外観の美にこだわりたい」「より多く発電させたい」といったニーズに応えられることから選ばれたという。
サムライは、小型でサイズの異なる3種のモジュールを組み合わせて屋根の設置スペースを有効活用して設置容量を増やすことができ、外観の美しさも特長。エコノルーツアドバンスは台形と長方形の計4種のモジュールで複雑な形状の屋根に対応する。エコノルーツは基本タイプとなる。京セラは今回の採用を弾みに展開を強化する。【京セラ(株)】