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環境ニュース[国内]

パナホームが本社敷地に緑化ゾーン、ビオトープや太陽光発電などを設置

環境一般 CSR】 【掲載日】2013.04.24 【情報源】企業/2013.04.19 発表

 パナホームは、大阪府豊中市の本社ビル敷地内に緑化ゾーンを開設し、4月19日から一般に開放した。地域の生態系ネットワーク保全と大規模災害発生時の事業継続、帰宅困難者支援などを考慮し、ビオトープ(生物の生息空間)や池、植栽、エネルギー設備として太陽光発電風力発電システム、蓄電池などを設置した。「つながりのひろば」と名付けた。
 8月に創業50周年を迎えるパナホームの記念事業の取り組みで、パナソニックグループが創業100周年の2018年に向けて策定した環境行動計画でテーマの1つに掲げた「生物多様性への影響把握と保全に貢献」の一環でもある。面積は727m2で、「つながりの森」と呼ぶ緑地と、「水」「太陽」「風」「憩い」の各「ひろば」で構成する。
 つながりの森・水のひろばは、近隣の緑地や公園とともに地域の生態系ネットワークをつなぐ。気候風土に適した在来種を中心に約2500本の木を植えたほか、地元のため池で発見されたメダカを150m2のビオトープに放流して保全する。太陽のひろば・風のひろばは、自然エネルギーを活用した創蓄連携システムでCO2排出量を削減する。
 11kWの太陽光発電システムで発電した電力をショールームの照明用電源に使い、15kWhのリチウムイオン蓄電池に太陽光発電の発電電力や夜間電力をため、電力のピークを抑制する。同時に、非常時に使用する機器の電力を確保する。風力発電システムは145Wで夜間照明に利用する。木によるCO2吸収も含めて年間約2.8tのCO2を削減する。【パナホーム(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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