YKK AP、小さなエネルギーで快適に暮らす新コンセプト「小エネ（ローエネ）」提案

【エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2013.04.23 【情報源】企業／2013.04.18 発表

　YKK APは、小さなエネルギーで快適に暮らす新たなコンセプト「小エネ（ローエネ）」の提案を始める。高い断熱性能を持つ窓を中心にした窓辺空間で光や風、熱や水をコントロールし、可能な限りエネルギーを使うことなく心地よく過ごす方法を訴える。全国4会場で開く展示会「グリーンリモデルフェア」で商品を紹介する。
　小エネ（ローエネ）は、必要な時に必要な分だけのわずかなエネルギーを使って快適に暮らすことを意味し、「窓からはじめる快適な住まい」をキャッチフレーズに、窓と周辺商品を通じて自然の力をうまく活用することで実現。我慢を強いられる省エネや節電を不要にするために光、風、熱、水のそれぞれに対して対策を講じる。
　光は、季節や時間で向きや高さが変わる太陽に合わせ、光を取り込んだり遮って明るさをコントロール。窓の配置の工夫や日よけの効果的な使用で快適な光環境をつくる。風は、自在に操って心地よさを向上させる。風の通り道を設けることがポイントになり、外気を取り入れるとともに、夏は室内にこもる熱を効果的に外に出す。
　熱については、高断熱の窓で夏に日射熱の侵入を防ぎ、冬は冷たい外気から守り、1年を通して心地よい室温を維持。水は、打ち水の気化熱で夏を涼しくするほか、窓辺の断熱性を高めて結露を抑制する。関連商品を展示するリモデルフェアはTOTOなどとの共同開催となり、東京で4月、名古屋で5月、大阪で6月、福岡で8月に開く。【YKK AP（株）】