アメリカエネルギー省、バイオ燃料研究センターへの資金拠出延長を発表

　アメリカエネルギー省は、傘下の3つのバイオエネルギー研究センターへの資金拠出を、議会の承認が得られればさらに5年間延長すると発表した。研究センターとは、バイオエネルギー研究センター（BESC）、五大湖バイオエネルギー研究センター（GLBRC）、共同バイオエネルギー研究所（JBEI）の3施設で、次世代バイオ燃料開発への基礎研究を進める革新的プログラムとして2007年にエネルギー省が設立した。過去5年間に非食用作物や微生物を用いた革新的なバイオ燃料生産方法などを見出しており、発明開示・特許出願件数は400件を超える。今回の延長により、今後5年間、研究センターはそれぞれ毎年2500万ドルの資金を受け、これまでに獲得した知見や技術を完成させるほか、新たな研究構想の構築、科学的発見の実用化可能な技術への開発等に取り組むという。【アメリカエネルギー省】