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環境ニュース[国内]

トヨタ自動車、HVの世界累計販売台数が500万台突破、CO2排出抑制効果は約3400万t

大気環境 交通問題】 【掲載日】2013.04.19 【情報源】企業/2013.04.17 発表

 トヨタ自動車は、プラグインハイブリッド車(PHV)を含むハイブリッド車(HV)の世界累計販売台数が3月末で512万5000台となり、500万台を突破した。400万台から11カ月で100万台増えた。国内は232万2900台。CO2排出抑制効果は、車両サイズと動力性能が同等のガソリン車のCO2排出量と比べ、約3400万tにのぼると試算している。
 1997年8月に国内でマイクロバス「コースターハイブリッドEV」を発売してから15年7カ月で500万台を達成した。400万台を超えたのが2012年4月、300万台突破は2011年2月、200万台は2009年8月。200万台から300万台へは1年6カ月、300万台から400万台は1年2カ月、400万台から500万台へは11カ月と、HVの販売ペースは加速している。
 車種では、1997年12月に世界初の量産HV乗用車として発売した「プリウス」が2013年3月末時点で293万4800台と約6割を占め、次いで2011年12月に販売を始めた小型車「アクア」の40万9500台。環境貢献に関しては、約3400万tのCO2排出削減効果に加え、同等クラスのガソリンエンジン車と比較してガソリン消費量を約1200万kL抑制した。
 トヨタは4月現在、プリウス、アクアをはじめ19車種のHV乗用車と「プリウスPHV」1車種のPHVを展開し、計約80の国・地域で販売。2012年にトヨタが販売した車のうち、世界で14%、国内だと40%がHVになっている。4月以降2015年末までに18車種の新型HVを世界に投入する計画で、今後も一層のラインアップ拡充と販売地域拡大を進める。【トヨタ自動車(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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