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環境ニュース[海外]

パナソニック、徳島県が整備した大規模太陽光発電所にモジュール納入、自社で最大

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.04.19 【情報源】日本/2013.04.16 発表

 パナソニックは、徳島県企業局が徳島市の人工島、マリンピア沖洲に整備した大規模太陽光発電所「マリンピア沖洲太陽光発電所」に太陽電池モジュールを納入した。変換効率14.7%の240W多結晶シリコン太陽電池モジュールが8784枚搭載され、パナソニックの太陽電池システムを採用した国内最大の太陽光発電所となる。
 マリンピア沖洲太陽光発電所は約2MW(2000kW)の出力があり、4月24日に運転を始める。一般家庭660世帯の年間使用電力量にあたる年間約233万9000kWhの発電電力量を予想し、発電電力は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づいて全量売電する。20年間の平均で年間約8500万円の売電収入を見込んでいる。
 マリンピア沖洲太陽光発電所は、県が大規模太陽光発電所を運営する西日本で初めてのケースといい、徳島県が2012年3月に策定した環境施策「自然エネルギー立県とくしま推進戦略」の取り組みの一環として、マリンピア沖洲にある約2万7000m2の県有の廃棄物最終処分場跡地に造った。2012年10月から建設してきた。
 隣接する環境学習・教育支援拠点「エコみらいとくしま」には展望室を開設し、太陽光発電をはじめ自然エネルギーの学習の場に利用する。パナソニックは今回の過去最大の太陽電池モジュール納入を弾みに、モジュールに加え、パワーコンディショナー(電力変換器)、蓄電池などを組み合わせたシステム事業を強化する。【パナソニック(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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