一般財団法人環境イノベーション情報機構
SGホールディングス、グループの物流施設3カ所で「グリーンビル認証」を取得
【環境一般 CSR】 【掲載日】2013.04.16 【情報源】企業/2013.04.11 発表
佐川急便を傘下に持つSGホールディングスグループで、不動産賃貸・管理・開発のSGリアルティが所有する物流施設3カ所が、日本政策投資銀行(DBJ)の「グリーンビルディング認証」の「ロジスティクス版」を3月29日付で取得した。1カ所は最高位の「プラチナ」、2カ所は2番目の「ゴールド」となる。SGリアルティの認証物件はこれで4カ所になった。今回プラチナ認証を取得したのは、「SGリアルティ柏A棟」(千葉県柏市)。5階建て延べ床面積13万97m2で2012年6月に完成した。共用部へのLED(発光ダイオード)照明の導入や、断熱性の高い折板の採用に加え、テナントに対してポスターなどを通した徹底した省エネ啓発活動などが評価された。
ゴールドは「佐川急便九州支社・福岡店」(福岡市東区)と「佐川急便苅田店」(福岡県苅田町)で、どちらも4階建て。延べ床面積は3万8631m2、4万2178m2。九州支社・福岡店は2011年8月、苅田店は2007年10月にできた。LED照明、省エネ啓発のほか、売店、リフレッシュコーナー、十分なトラック待機スペースの確保など高い利便性も認められた。
SGリアルティは2012年9月に、同認証ロジスティクス版の初めての認証物件として「SGリアルティ横浜」(横浜市神奈川区)がプラチナを取得している。ロジスティクス版は、物流施設を対象に環境性能や快適性などを5段階で評価する。認証物件は3月末現在で11カ所あるが、SGリアルティが4カ所で最も多く、プラチナは同社の2カ所だけとなっている。【SGホールディングス(株)】