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環境ニュース[国内]

日本コカ・コーラ、「ピークシフト自販機」に合わせて「ピークシフトデー」を制定

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2013.04.12 【情報源】企業/2013.04.09 発表

 日本コカ・コーラは、電力不足への対策として開発した省エネ型の飲料自動販売機「ピークシフト自販機」の設置に合わせ、4月10日を「ピークシフトデー」に制定した。記念日の認定と登録を行う団体、日本記念日協会に申請して認定された。暖かくなり始める時期であるとともに、4(シフ)と10(ト)の語呂合わせで4月10日にした。
 ピークシフト自販機は、電力に余裕がある夜に冷却用の電力使用をシフトし、電力のピークとなる午前9時〜午後8時を含む最長16時間、冷却用の電力をゼロにする。日中は自販機運転の待機電力(約17W)だけを使い、冷却を停止したまま冷たい製品を販売する。製品を保冷して温度上昇を抑える仕組みと断熱・気密性の向上で実現した。
 2013年1月にピークシフト自販機の導入を始め、2013年内に全国で2万5000台の設置を目指している。今回、ピークシフト自販機の推進に合わせてピークシフトの認知度向上を狙いに、夏を控えた時期にピークシフトデーを制定。夏の昼間の電力消費の一部を夜間に移し、電力需要の負荷を標準化する取り組みを広く呼び掛けることにした。
 日本コカ・コーラは、日中の消費電力が高まる夏、ピークシフトは電力使用時間をずらすだけで誰もが簡単に参加できる節電方法と考え、新たな記念日で節電の促進を図ると同時にピークシフト自販機をアピールする。東日本大震災後、自販機の使用電力量の多さを指摘する声もあり、飲料各社は省エネ自販機の開発・設置を進めている。【日本コカ・コーラ(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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