一般財団法人環境イノベーション情報機構
アサヒビール、「水源地の森保全活動」を2013年も実施、各地で4〜11月に森を整備
【環境一般 CSR】 【掲載日】2013.04.09 【情報源】企業/2013.04.05 発表
アサヒビールは、工場やグループ会社の従業員とその家族がボランティアで参加する「水源地の森保全活動」を2013年も実施する。全国各地のビール工場の水源地で4〜11月にそれぞれ1〜3回、森を整備する。森林を健全に成長させることを目的に、地域共生型環境保全活動の一環として毎年続けている。水源地の森保全活動は、ビールに不可欠な原料になっている水を生み出す水源地を永続的に保全するため、植林、下草刈り、枝打ち、間伐などの作業を行う取り組み。四国工場(愛媛県西条市)で2004年に始まり、2006年には全国に9カ所ある全ビール工場に拡大し、2012年末までに延べ70回、開催した。
北海道(札幌市白石区)は奥定山渓国有林、福島(福島県本宮市)は猪苗代町有林、茨城(茨城県守谷市)は友部水源の森、神奈川(神奈川県南足柄市)は足柄・桧山水源林、名古屋(名古屋市守山区)は木曽川水源の森・みたけ、四国(愛媛県西条市)は石鎚山系水源地、博多(福岡市博多区)は上梶原森林公園で展開する。
このほか、吹田(大阪府吹田市)が近江奥島水源の森で行い、2012年8月に吹田に統合した旧西宮(兵庫県西宮市)に関しても、吹田と別に遠阪区有林で行う。活動は四国が5、9、11月の3回、北海道と名古屋は2回、それ以外は1回となり、地域のNPO(非営利組織)や森林組合、行政などの指導を受けながら作業に取り組む。【アサヒビール(株)】