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環境ニュース[国内]

平成24年度 南極海鯨類捕獲調査終了

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2013.04.05 【情報源】水産庁/2013.04.05 発表

 水産庁は、平成25年4月5日、平成24年度の南極鯨類捕獲調査を終えて調査船団が4月7日までに帰還することを明らかにした。今回帰還するのは、「日新丸」(8,044トン)、「勇新丸」(720トン)、「第二勇新丸」(747トン)、「第三勇新丸」(742トン)。
 今回の調査は、平成24年12月から開始したもので、調査海域である南緯60度以南の南氷洋(東経35度以東、西経145度以西)において、クロミンククジラ103頭を採取した。採集したクロミンククジラ103頭のうち雄は50頭、雌は53頭で、成熟した雌の96%が妊娠していたことから、南極海におけるクロミンククジラの繁殖状況が健全であることを示唆しているとしている。また、目視調査からは、ザトウクジラは近年増加傾向にあり、当該調査海域では、ザトウクジラの資源量が急速に回復してきているとしている。
 なお、今回の調査においても、反捕鯨団体シー・シェパードは、給油作業中の我が国調査船への体当たりなど、妨害行為を繰り返した模様。【水産庁】

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