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環境ニュース[国内]

日本たばこ産業、岐阜県中津川市の「JTの森 中津川」で協定期間の延長と区域拡充

自然環境 身近な自然の保全】 【掲載日】2013.04.04 【情報源】企業/2013.04.01 発表

 日本たばこ産業(JT)は、岐阜県中津川市で展開する森林保全活動「JTの森 中津川」で県、市との協定期間を延長するとともに、区域を拡充する。これまでの活動で植栽したエリアの土壌環境が厳しく、幼木がまだ生育途上にあることなどから、今後5年間の継続を決めた。併せて面積を広げ、手入れが行き届いていない里山を整備する。
 JTの森 中津川は中津川市蛭川地区に位置し、岐阜県の「企業との協働による生きた森林づくり」制度に基づき、2008年4月からJT、県、市と地域が協働して12.29haを対象に5年間の計画で取り組んできた。水源かん養の保安林に指定されているヒノキ林で間伐枝打ちを行ったほか、桑畑跡地にヒトツバタゴなど13種の広葉樹を植栽した。
 JTの森を契機に地元のボランティア組織もでき、里山を再生する活動も始まった。今回、協定期間の5年が経過したが、土壌環境がまだ厳しいうえ幼木も生育途中の状況で、地域の人が自由に散策を楽しめる緑にあふれた森林づくりを目指して5年間延長することにした。同時に面積を9ha増やし、里山の間伐やヒノキ林の整備を手掛ける。
 これから5年間、岐阜県や中津川市の協力を受けながら手入れされた森林に回復させ、水源かん養などさまざまな恩恵が受けられる森づくりを推進していく。JTは、自然環境保全の一環として2005年に「JTの森」の名で森づくりを始めた。今回延長した中津川のほか北海道と山形、山梨、和歌山、鳥取、高知、熊本、鹿児島の各県で実施している。【日本たばこ産業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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