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環境ニュース[国内]

アズビル、多摩美術大学八王子キャンパスの工事と芸術祭でカーボンオフセット実施

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2013.04.04 【情報源】企業/2013.04.02 発表

 アズビルは、多摩美術大学八王子キャンパス(東京都八王子市)の工事と芸術祭(学園祭)でカーボンオフセットを実施した。CO2排出量は2件合わせて73tとなり、「国内クレジット制度」の排出削減事業共同実施者として行ったESCO(包括的な省エネサービス)事業によるCO2排出削減で創出して取得した分を充てた。
 アズビルは2012年に、八王子キャンパスにある18棟の建物を監視・制御する中央監視システムの更新工事を実施し、工事の現場事務所が使用する電力と芸術祭でカーボンオフセットを計画。現場事務所では、2012年6〜11月の工事期間中に使用した照明、空調、プリンターの電力計2123.9kWhのCO2排出量3tをオフセットした。
 芸術祭は、2012年11月2〜4日に開かれた同祭の運営で消費したエネルギーを対象にした。アズビルの中央監視システム(BEMS)=ビルエネルギー管理システム=で建物での使用電力量と都市ガスの使用量を集計。模擬店で使ったLP(液化石油)ガスや発電機の燃料にした軽油に関しては、購入伝票からCO2排出量を計算した。
 その結果、使用した電力量は9万3555kWh、都市ガスは6372m3、LPガスは680kg、軽油は514Lだった。CO2排出量は、電力が5万1455kg、都市ガス1万3954kg、LPガス2040kg、軽油1326kgとなり、算定排出量は計約69t。これについてアズビルが所有するCO2排出枠で70tを償却してオフセットし、芸術祭の環境負荷低減を支援した。【アズビル(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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