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環境ニュース[国内]

カーシェアリング・ジャパン、三井不動産リアルティと資本・業務提携して事業強化

大気環境 交通問題】 【掲載日】2013.03.29 【情報源】企業/2013.03.26 発表

 三井物産の100%子会社でカーシェアリングサービスを展開するカーシェアリング・ジャパンは、三井不動産の100%子会社で駐車場運営・不動産仲介の三井不動産リアルティと資本・業務提携してカーシェアリング事業の強化を図る。三井不動産リアルティが展開する駐車場へのステーション(車を貸し出す場所)の設置を拡大する。
 カーシェアリング・ジャパンは「カレコ・カーシェアリングクラブ」の名で東京、神奈川、千葉、埼玉の4都県を中心に488ステーション、車両572台(2月末現在)で事業を実施し、三井不動産リアルティは「三井のリパーク」と呼ぶ駐車場を全国約6700カ所(同)で運営。既に一部の三井のリパークにはステーションを設け、協力関係にある。
 今回、関係をさらに深め、両社でカーシェアリング事業を推進するため、資本・業務提携を決めた。カーシェアリング・ジャパンが第三者割当増資を行い、発行済み株式の10%程度を三井不動産リアルティが取得する。カーシェアリング・ジャパンは、三井のリパークを活用してステーションの密度を高め、エリアと台数を大きく増やす。
 首都圏で2年後までに現在の3倍近い1500台のカーシェアリング車両の投入を目指す。三井不動産リアルティは、三井のリパークの利用者や土地所有者に対して付加価値サービスを提供できるようになる。環境意識の高まりを背景にカーシェアリングが普及する中、カーシェアリング・ジャパンは三井のリパークを拠点に規模を大幅に広げる。【カーシェアリング・ジャパン(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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