一般財団法人環境イノベーション情報機構
「平成25年度アジア水環境改善モデル事業(現地実証試験・フォローアップ)」対象事業選定
【水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2013.03.28 【情報源】環境省/2013.03.28 発表
環境省は、平成25年3月28日、「アジア水環境改善モデル事業」において平成25年度に実施する「現地実証試験」及び「現実証試験フォローアップ」の対象事業を選定し、公表した。この事業は、日本企業による、水質汚濁が深刻化しているアジア諸国の水環境改善に関して具体的な海外展開の計画のある事業について、実現可能性調査や現地実証試験の実施等の支援を行うことを通じ、アジア諸国の水環境の改善を図るとともに、モデル事業を通じて把握した事業化に当たっての課題等を基に、水環境改善ビジネスの海外展開促進のための今後の施策の在り方等を検討するもの。
現地実証試験の対象となった事業は、平成24年度に実施した実施可能性調査3件のうち、対象となった事業は、[1] 中国連雲港市の農村地域における面源汚染浄化システム(主提案者;株式会社建設技術研究所)、[2] ベトナム国 省エネ型有機性産業排水処理による水環境改善(主提案者:積水アクアシステム株式会社)−−の2件であった。
また、現地実証試験フォローアップの対象となった事業は、平成24年度に実施した現地実証試験2件のうち、インドネシア国ジャカルタ特別州近郊での浄化槽面整備による水質改善事業(主提案者:株式会社クボタ)の1件であった。【環境省】