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環境ニュース[国内]

関西電力、東燃ゼネラル石油と和歌山県有田市で30MWの大規模太陽光発電事業を実施

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.03.26 【情報源】企業/2013.03.22 発表

 関西電力は、東燃ゼネラル石油と和歌山県有田市で出力約30MW(3万kW)の大規模太陽光発電事業を始める。関西電力100%出資のグループ会社で設備サービスやエネルギー管理サービスを手掛ける関電エネルギーソリューションが、同市に東燃ゼネラル石油が保有する遊休地に発電所を造り、2014年度の運転開始を目指す。
 完成すれば、関西電力グループで最大の太陽光発電所になる。有田市の臨海部にある東燃ゼネラル石油の約45haの遊休地を有効活用して太陽光パネルを取り付け、約30MW(3万kW)の出力で年間約3100万kWhの発電電力量を想定する。一般家庭約9000世帯の年間電気使用量に相当し、年間で約1万3000tのCO2排出削減量を見込む。
 関電エネルギーソリューションが大規模太陽光発電所の建設と運営を行い、東燃ゼネラル石油は事業用地の提供と、太陽光発電所の日常点検などの管理を担当する。関電エネルギーソリューションが発電事業の主体になり、発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づいて関西電力に売電する。
 関西電力グループは、堺市西区の堺太陽光発電所(10MW=1万kW)を運転しているほか、福井県おおい町の若狭おおい太陽光発電所(0.5MW=500kW)の工事を開始。同県高浜町の若狭高浜太陽光発電所(同)が2014年度の運転開始を計画し、京都府精華町の太陽光発電所(2MW=2000kW)が今秋に運転を始める予定になっている。【関西電力(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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