産業廃棄物処理業実態調査　結果公表

　環境省は、平成25年3月25日、産業廃棄物処理業実態調査の結果を公表した。
　この調査は、産業廃棄物処理業界全体の様相を把握することを目的に環境省として、初めて実施したもの。
　調査は、都道府県知事・政令市市長から産業廃棄物処理業の許可を受けた産業廃棄物処理業者から無作為抽出した業者を対象に13,378件の調査票を郵送し、7,598件（回答率57.2％）の有効回答を得ている。
　環境省の推計によると、全国の産業廃棄物処理業の市場規模は年間約5兆円で、全体の約4％の業者が売上の50％を占めており、大手の産業廃棄物処理業者に売上が集中していることを示していた。
　また、経営規模は資本金5,000万円未満の業者で86.7％を占めていた。【環境省】