一般財団法人環境イノベーション情報機構
3月23日は「世界気象デー」、2013年のテーマは「人と国土を守るため ―世界気象監視計画50年―」
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2013.03.13 【情報源】気象庁/2013.03.13 発表
世界気象機関(WMO)は、世界気象デー(World Meteorological Day) の2013年のテーマが「人と国土を守るため ―世界気象監視計画50年―」であると発表した。WMOでは世界気象機関条約が発効した3月23日を「世界気象デー」とし、気象知識や国際的な気象業務について理解してもらうためのキャンペーン活動を、年ごとのテーマを設定しながら実施している。
今回のテーマは、計画開始から今年で50年を迎える世界気象監視(World Weather Watch)計画の重要性を改めて思い起こすために選定されたもの。
世界気象監視計画は、世界的に調和した気象観測網の構築を核とするためにWMOが1963年に立案、以来、世界的に標準化された地上・高層気象観測、地球全体をカバーする気象衛星観測網、データ処理・交換のためのネットワークの構築、船舶の協力を得た海上のデータ収集、自動気象観測装置の展開、数値予報技術の発展など、その基本構想は国際的な協力の推進や必要な科学技術の進展とともに着実に実現されてきている。【気象庁】