一般財団法人環境イノベーション情報機構
フマキラー、園芸商品33点で「エコレールマーク」を取得、殺虫剤商品に続いて認定
【エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2013.03.13 【情報源】企業/2013.03.11 発表
フマキラーは、園芸商品33点で、環境に配慮した輸送を行っている商品を示す「エコレールマーク」を新たに2月28日取得した。商品にエコレールマークを掲示し、環境意識の高い消費者に向けてアピールする。前年同時期の殺虫剤商品6点に続く認定で、フマキラーは併せて殺虫剤製造・販売関連で唯一、企業としても認定されている。エコレールマークは、トラックと比べてCO2排出量が少ない鉄道貨物輸送を一定割合以上利用している商品や企業を国土交通省が認定するマーク。環境負荷が少ない鉄道貨物輸送の認知拡大と、貨物輸送の鉄道への移行(モーダルシフト)促進を狙いに実施している。年4回審査され、今回を含め153品目の商品と、企業78社が認定されている。
商品は、500km以上の陸上貨物輸送のうち30%以上で鉄道を利用している場合に、企業は、500km以上の陸上貨物輸送のうち15%以上鉄道を利用しているケースなどで対象となる。フマキラーは今回、花壇の園芸用殺虫殺菌剤の分野で13商品、同園芸用不快害虫駆除剤で14商品、同除草剤2商品、犬猫忌避剤4商品について商品認定を取得した。
フマキラーは出荷センターの在庫補充に鉄道貨物輸送を活用。店舗で品薄になったり欠品した場合はトラックで納品しなければならないため、生産スケジュールの前倒しなどで鉄道輸送の積極的な利用を図っている。商品外箱へのエコレールマークの表示を通して取り組みを訴えるとともに、製造面でも天然成分を使用して環境配慮を進める。【フマキラー(株)】