一般財団法人環境イノベーション情報機構
積水ハウス、スマートハウスを整備する高松のスマートタウンで「まちびらき」実施
【エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2013.02.27 【情報源】企業/2013.02.23 発表
積水ハウスは、スマートハウス(次世代型環境配慮住宅)を整備する高松市のスマートタウン(環境配慮型の街)「スマートコモンシティ林町」で2月23日に「まちびらき」を実施した。全43区画の住宅が太陽光発電と燃料電池、電気自動車(EV)用コンセントを標準装備し、一部は蓄電池も搭載する。既に2世帯が居住し、今後開発を進める。スマートコモンシティ林町は総開発面積が1万568.1m2。断熱性能や省エネ設備で消費エネルギーを大幅に削減し、残りを発電分で相殺する住宅として国が推進する「ネット・ゼロエネルギー・ハウス」に準じた仕様を推奨する。全体の2割程度は、太陽電池、燃料電池に加えて蓄電池を備える同社の「グリーンファーストハイブリッド」にする。
電力は、燃料電池、太陽電池、蓄電池、商用電力の順に優先して使用し、日中の電力消費を燃料電池で賄って太陽電池の売電量を増やす。太陽電池と燃料電池による発電と住宅の断熱性能などで、年間約31万4000円の光熱費が削減できるという。スマートコモンシティ林町の43世帯で発電する電力量は年間335MWh(33万5000kWh)と見込まれる。
余剰電力は売電を通じて近隣に供給し、量は一般家庭約33世帯分の年間消費量に相当する年間181MWh(18万1000kWh)と予想。発電所の役割を持つと同時に、年間で杉の木1万1100本分に当たる約156tのCO2排出削減効果がある。今回新たに2世帯分の建て売りを始め、別に2区画の土地を販売した。今後残りの区画を開発し、まちづくりを推進する。【積水ハウス(株)】