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環境ニュース[国内]

日立コンシューマエレクトロニクス、エネルギーを「見える化」するHEMSの受注開始

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2013.02.26 【情報源】企業/2013.02.21 発表

 日立グループで業務用液晶プロジェクターや映像関連機器、省エネ支援サービスを手掛ける日立コンシューマエレクトロニクスは、家庭内のエネルギーを「見える化」し、暮らしの中での省エネ活動を支援する住宅エネルギー管理システム(HEMS)「エコポンパ ホーム」を開発した。新築物件向けに住宅メーカーからの受注を2月21日に始めた。
 エコポンパ ホームは、エネルギー計測、機器制御、通信機能を一体にした計測制御ユニットと、省エネ行動のアドバイスを表示するサービスを提供。計測制御ユニットで電気、ガス、水道の使用状況を計測して「見える化」するほか、太陽光発電や蓄電システムと連携して買電・売電量、蓄電量を管理し、エネルギー使用の効率化を支援する。
 エネルギーの使用状況は、パソコン、タブレット端末、スマートフォン(高機能携帯電話)や一部のウェブブラウザー搭載テレビで確認して管理でき、鳥のキャラクター「エコポンパくん」が、水道光熱費の概算や省エネ行動、節電応援メッセージを伝える。電気、ガス、水道の使用量は1画面でまとめて表示し、目標に対する達成度も分かる。
 日立コンシューマエレクトロニクスは、多店舗・多拠点企業向けのビルエネルギー管理システム(BEMS)「エコポンパ」を2011年7月から展開。家庭で省エネを実現する仕組みの需要が拡大していることから今回、BEMSの技術を活用してHEMSを開発した。今後、セキュリティー、健康管理などのサービスを加え、暮らしの総合支援システムにする。【日立コンシューマエレクトロニクス(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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