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環境ニュース[国内]

平成14年版循環型社会白書 関連Webマガジン発行などで政策形成の双方向性目指す  

環境行政 行政資料】 【掲載日】2002.05.24 【情報源】環境省/2002.05.24 発表

 平成14年版循環型社会白書が平成14年5月24日に閣議決定され、国会提出される見込みとなった。循環型社会白書は平成13年に循環型社会形成推進基本法に基づき、創刊された白書で平成14年版が2冊目。
 今回は「循環型社会におけるライフスタイル・ビジネススタイル」をテーマに据え、リデュース廃棄物発生抑制)・リユース再使用)・リサイクル再生利用)の3つの「リ」を推進する「リ・スタイル」を提唱。「リ・スタイル」の考え方を広く普及していくため、白書への掲載にとどまらず、Webマガジンの発行など、普及啓発キャンペーンの展開を予定している。
 また循環型社会構築に向け日本が選びうるシナリオとして、(1)高度工業化社会の中で積極的にリサイクルを進める「技術開発推進型シナリオ」、(2)人々が生活のペースをスローダウンさせる「ライフスタイル変革型シナリオ」、(3)サービス産業やIT化の進展により、ものから機能へ産業構造を変えていく「環境産業発展型シナリオ」−−の3つのシナリオを提示。3つのシナリオのうちどのような社会を循環型社会と考えるかについても、白書に同封しているはがきやメールにより意見を募り、平成15年3月末までに策定する「循環基本計画」作成にあたっての参考とする方針を打ち出している。【環境省】

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