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環境ニュース[国内]

三菱重工業、「三菱みなとみらい技術館」環境・エネルギーを全面的にリニューアル

環境一般 CSR】 【掲載日】2013.02.04 【情報源】企業/2013.01.30 発表

 三菱重工業が運営する科学館「三菱みなとみらい技術館」(横浜市西区)は、環境・エネルギーに関する展示ゾーンを全面的にリニューアルし、2月24日にオープンする。「エネルギーの多様性」をテーマに、三菱重工が手掛ける各種の発電方式を詳細に紹介し、環境配慮型の高効率エネルギー技術や再生可能エネルギーの先端事例などを取り上げる。
 新しい環境・エネルギーゾーンは、風力、地熱、水力、太陽利用、火力、原子力の各発電システムと、リチウムイオン二次電池の計7コーナーで構成する。風力コーナーには千葉県銚子沖の洋上で稼働している出力2.4MW(2400kW)の風車の羽根の一部を展示し、洋上風車の仕組みを解説。地熱は腐食物質を含む蒸気からタービンを守る技術が中心になる。
 水力では揚水発電について説明し、太陽利用は、太陽の光や熱を活用した発電を解説する。火力は、ガスと蒸気の2種の発電方式を組み合わせた高効率のガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)や、GTCCに燃料電池も加えて発電効率をさらに高めるトリプルコンバインドサイクルなどの発電設備とともに、CO2を回収・貯留する技術も取り上げる。
 展示ゾーンの奥には、横14m、縦2.5mの大型画面を設け、高効率ガスタービンや、長さ80mの風車の羽根など、先端技術を迫力ある写真やコンピューターグラフィックスで映す。各コーナーでは世界のエネルギー事情や資源分布なども取り上げ、環境・エネルギーの学習に役立つ仕掛けを用意。来館者が理想的な未来のエネルギーを考えるきっかけにする。【三菱重工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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