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環境ニュース[国内]

三菱商事、福島県いわき市で東北地域最大規模となるメガソーラープロジェクト展開

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.01.31 【情報源】企業/2013.01.28 発表

 三菱商事は、福島県いわき市で東北地域最大規模となるメガソーラー(大規模太陽光発電)プロジェクトを展開する。三菱化学とともに出資する日本化成の小名浜工場と、東京電力と出資する石油貯蔵・販売の小名浜石油(同市)のそれぞれの敷地内、計2カ所で発電出力は計1万8000kW(18MW)となる。2014年8月の完成を予定している。
 いわき市は東北で最も多い年間日射量を持つことから開発する。日本化成小名浜工場は臨海部にあり、敷地内の15haに出力1万2000kW(12MW)の大規模太陽光発電設備を設ける。市、日本化成の支援で進め、事業会社「小名浜ソーラー合同会社(仮称)」を立ち上げる。日本化成は三菱商事が12.13%、三菱化学が52.75%出資している。
 小名浜石油は三菱商事が80%出資。日本化成小名浜工場に近い小名浜港に位置し、出力6000kW(6MW)の太陽光発電設備を敷地内の9haに設置する。今後、事業主体となる「小名浜・泉ソーラー合同会社(仮称)」を立ち上げる。日本化成小名浜工場、小名浜石油とも発電電力は東北電力に売電し、年間計2000万kWh程度の発電量を見込む。
 三菱商事は、温暖化対策に加え、エネルギー自給率の向上、エネルギーの地産地消による地域活性化、新産業育成、雇用創出などを狙いに再生可能エネルギー事業を推進。いわき市のプロジェクトもその一環となる。現在、計画中を含めて全国で約13万kW(130MW)のメガソーラー事業を手掛け、2020年には20万kW(200MW)まで拡大する。【三菱商事(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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