一般財団法人環境イノベーション情報機構
水生生物の保全に係る水質環境基準の項目に直鎖アルキルベンゼンスルホン酸追加へ
【水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2013.01.10 【情報源】環境省/2013.01.10 発表
環境省は、平成25年1月10日、「水生生物の保全に係る水質環境基準の項目追加等について」中央環境審議会会長から環境大臣に対して第2次答申が行われたことを明らかにした。今回の答申では、新たな毒性情報が明らかとなった直鎖アルキルベンゼンスルホン酸及びその塩について、淡水域(河川・湖沼)の4つの類型で20〜50μg/ℓ以下、海域の2つの類型で6〜10μg/ℓ以下とする水質目標値が示されている。また、4-t-オクチルフェノール、アニリン、2,4-ジクロロフェノールの3物質については、要監視項目として、当面監視を行うこととし、その結果をもって全国的な環境管理施策の必要性を検討することとされた。【環境省】