一般財団法人環境イノベーション情報機構
平成22年度産廃総排出量、前年度より約400万トン減少
【ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2012.12.28 【情報源】環境省/2012.12.27 発表
環境省は、平成24年12月27日、平成22年度の産業廃棄物の排出及び処理状況の調査結果を公表した。公表によると平成22年度の全国の産業廃棄物の総排出量は約3億8,599万トンで、前年度に比べ、約400万トン(約1%)の減少となった。
業種別排出量では前年度と同様、電気・ガス・熱供給・水道業(24.8%)、農業・林業(22.0%)、建設業(19.0%)、パルプ・紙・紙加工品製造業(8.7%)、鉄鋼業(7.4%)の上位5業種で総排出量の8割以上を占める結果となった。
また、廃棄物の種類別排出量も前年度同様、汚泥(44.0%)、動物のふん尿(22.0%)、がれき類(15.1%)の上位3品目だけで総排出量の8割以上に達していた。
産業廃棄物の処理状況は、再生利用量が産業廃棄物全体の53.0%にあたる約2億473万トン、減量化量は約1億6,700万トンであった。
なお、最終処分量は前年度の約1,359万トンから約5%増加して約1,426万トンであった。【環境省】