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環境ニュース[国内]

(仮称)津軽十三湖風力発電事業に係る環境影響評価準備書に環境省意見を提出

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2012.12.28 【情報源】環境省/2012.12.27 発表

 環境省は、(仮称)津軽十三湖風力発電事業に係る環境影響評価準備書についての環境大臣意見を平成24年12月26日付けで経済産業大臣に提出した。
 今回の環境省意見では、対象事業実施区域及びその周辺はガン・カモ・ハクチョウ類等の主要の渡りのルート及び飛来地として、また、オジロワシ等の希少猛禽類等の生息環境として重要な地域であること、本準備書によるマガン等の渡り鳥に対する衝突確率の予測結果から、特にマガン等の渡り鳥に対する環境影響は著しいものとなる蓋然性が高く、本準備書に記載された環境保全措置では、環境影響の回避・低減は不十分であり、マガン等の渡り鳥などの採餌場・移動経路等に位置する対象事業実施区域の位置の変更を基本として、事業計画の見直しを求めている。
 また、騒音及び低周波音については、必要に応じて、風力発電設備等の配置等を含めた環境保全措置の再検討と、騒音及び低周波音の事後調査の実施及びその結果を踏まえて検討すべき環境保全措置について、可能な限り具体的に評価書に記載するよう求めている。【環境省】

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