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環境ニュース[国内]

三井物産、カナダの再生可能エネルギー発電事業に出資参画、持ち分の30%を取得

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2012.12.20 【情報源】企業/2012.12.17 発表

 三井物産は、カナダの再生可能エネルギー発電事業に出資参画する。フランスの電気・ガス大手、GDFスエズ100%子会社のGDFスエズカナダから、同社がカナダで開発・運営している風力・太陽光事業の持ち分30%を、新たに設立した投資子会社を通じて取得した。事業の規模は全体で20億カナダドル(約1700億円)以上となる。
 GDFスエズカナダは独立系発電(IPP)事業者で、カナダで10カ所の風力発電事業と2カ所の太陽光発電所を開発・運営する。総発電量は風力発電が660MW(66万kW)、太陽光発電が20MW(2万kW)。10カ所の風力発電うち7カ所が商業運転を行い、残りは建設中。太陽光発電は1カ所が建設中、もう1カ所は2013年に着工する予定になっている。
 風力発電で建設中の案件に追加して50MW(5万kW)を拡張する計画もあり、これを合わせると発電容量は太陽光を含め730MW(73万kW)に拡大する。建設中の案件のほとんどが2013年に運転を始め、太陽光発電の2カ所のうち1カ所と、風力発電拡張分が2014年の運転開始を計画。発電した電力は電力会社との長期契約に基づいて売電する。
 GDFスエズカナダは、カナダのインフラファンドが代表するコンソーシアムにも事業の30%を売却。出資構成は、GDFスエズカナダが40%、三井物産とコンソーシアムが各30%となった。三井物産が保有する発電容量は、開発・建設中を含めて5764MW(576万4000KW)に増え、うち再生可能エネルギーが384MW(38万4000kW)を占める。【三井物産(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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