一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

大和ハウス工業、旧札幌工場跡地で大規模太陽光発電所の建設を開始、4月から売電

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2012.12.18 【情報源】企業/2012.12.14 発表

 大和ハウス工業は、北海道恵庭市の旧札幌工場跡地で、大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設を始めた。1.82MW(1820kW)の発電容量があり、2013年4月から発電した電力を北海道電力に売電する。同社の太陽光発電事業で設備容量1MW(1000kW)を超えるメガソーラーの第2弾となり、0.8MW(800kW)の太陽光発電所を加えると3カ所目となる。
 新たに造るメガソーラーは「(仮称)旧札幌工場太陽光発電所」で、跡地全体の敷地約14.4haのうち、約3.8haに単結晶シリコンの太陽電池パネルを7020枚取り付ける。1.82MW(1820kW)のシステム容量で一般家庭348世帯分の年間消費電力に相当する年間約165万kWhの発電電力量を見込み、売電売り上げは年間約6600万円を予想している。
 大和ハウスがメガソーラーを建設し、100%子会社で環境・エネルギー事業の大和エネルギーにメガソーラーを賃貸する形を採る。大和エネルギーが発電事業者となって運営・管理を行い、発電した電力の全量を売電する。2013年3月末の完成に向けて12月3日に着工した。発電事業期間は2013年4月から2033年3月までの20年間を予定する。
 大和ハウスは、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が7月に始まったことを受けて売電事業を開始。北九州市若松区に保有する「ひびき国際物流センター」屋根の2MW(2000KW)のメガソーラーと、岡山県赤磐市の岡山工場屋根の約0.8MW(800kW)が10月に完成している。2014年度までに風力発電を合わせて70MW(7万KW)を目指す。【大和ハウス工業(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク