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環境ニュース[国内]

今後のフロン類等対策の方向性案について意見募集開始

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2012.12.17 【情報源】環境省/2012.12.17 発表

 環境省の中央環境審議会地球環境部会フロン類等対策小委員会と、経済産業省の産業構造審議会化学・バイオ部会地球温暖化防止対策小委員会の合同会議でまとめた、「今後のフロン類等対策の方向性について」案について平成25年1月15日まで意見募集が行われることになった。
 今回の方向性案では、これまでのフロン類等対策の重要性は、変わることはなく、今後も充実が必要であるとした上で、新たに機器使用時に冷媒フロン類が漏えいしている事実が判明したことや廃棄時の回収率向上のみによるフロン類の排出抑制だけでは対策が十分ではないことを勘案すると、これまでの対策を超えて、フロン類の製造、製品への使用、回収、再生・破壊といったフロン類のライフサイクル全体にわたって排出抑制に向けた取組を進めることを検討する必要がある。
 そこで、より長期的・根本的対策として、今後新たに導入される機器・製品やフロン類については技術的・経済的に可能な範囲において、フロン類を使用しないもの、あるいは環境負荷の少ない物質に転換していくため、[1] フロン類使用製品のノンフロン化・低GWP(地球温暖化係数)化促進や、[2] フロン類の実質的フェーズダウン(ガスメーカーによる取組)を進める必要がある。あわせて、短期的・中期的対策として、業務用の冷凍空調機器について、[3] 機器ユーザーによる適切な管理の促進、[4] フロン類回収を促進するための方策、[5] 建築物の解体工事における指導・取組の強化により、機器使用時・廃棄時の冷媒フロン類の環境放出を最小化することを目指すことも有用であるとしている。【環境省】

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