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環境ニュース[国内]

凸版印刷、出版・商業印刷物分野などでカーボンフットプリントシステム認証取得

環境一般 CSR】 【掲載日】2012.12.04 【情報源】企業/2012.11.29 発表

 凸版印刷は、出版・商業印刷物(中間財)と、宣伝用・業務用印刷物分野でカーボンフットプリント(CFP)システム認証を11月16日に取得した。企業が社内にCFPを算定、検証、登録・公開申請するシステム構築し、第三者機関の認証を得る制度で、取得は業界で初めてとなる。今後、自社の各種パンフレットなどでCFPを算定・表示する。
 CFPは、商品・サービスの原材料調達から生産、流通、使用・維持管理、廃棄・リサイクルまでのライフサイクル全体で排出される温室効果ガスの量をCO2に換算し、マークで表示する仕組み。CFPシステム認証を取得してCFPコミュニケーションプログラムに登録した企業は、個別のCFP検証手続きが不要でCFPの登録・公開申請が可能になる。
 CFPコミュニケーションプログラムは、2009年度から3年間、経済産業省が中心に実施した共通のCFPマークを表示するCFP制度試行事業を引き継ぎ、2012年度から社団法人産業環境管理協会が事務局になって民間運用している制度。商品・サービスごとのルールに従ってCFPを算定して結果の検証を受けると、CFPマークが表示できるようになる。
 凸版印刷は、CFPコミュニケーションプログラムの民間運用後で初の認証取得企業。取得したシステム認証は、個別の製品・サービスに対する評価とは異なり、多くの製品を算定・検証する際のコスト削減や時間短縮が可能になり、算定ノウハウを社内に維持できる。自社関連で算定して表示するほか、顧客製品の登録・公開サービスも検討する。【凸版印刷(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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