一般財団法人環境イノベーション情報機構
環境省 汚染状況重点調査地域における除染の進捗状況を公表
【エネルギー 原子力】 【掲載日】2012.11.30 【情報源】環境省/2012.11.30 発表
環境省は、平成24年11月30日、放射性物質汚染対処特措法に基づき汚染状況重点調査地域に指定されている岩手県、宮城県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県及び千葉県下の市町村における除染の2012年8月末日の進捗状況を取りまとめ公表した。公表によると、学校・保育園等の除染は1,500余りの施設が予定されており、そのうち8割以上が発注済みであり、約7割の除染が終了している。公園・スポーツ施設の除染は3,000余りの施設が予定されており、そのうち約6割が発注済みであり、約4割の除染が終了している。住宅の除染は約10万戸が予定されており、そのうち発注済み、除染終了は約2割にとどまっている。その他の施設は、公共施設を中心に約1,600の施設の除染が予定されており、そのうち7割以上の除染が終了している。道路の除染は地域によって状況が異なるが、1,400km余りが予定されており、そのうち約5割の除染が終了している。農地・牧草地は地域によって状況が異なるが、15km2の除染が予定されており、そのうち約7割が発注済みであるが、終了しているものは一部である。森林は地域によって状況が異なるが、全国で5km2の除染が予定されているが、発注済みは一部である。
なお、福島県内の市町村を含む市町村ごとの結果については、除染情報サイト( http://josen.env.go.jp/ )に掲載されている。【環境省】